花粉、黄砂、PM2.5、ハウスダスト、寒暖差などが原因の鼻みずや鼻づまりは気分も憂うつになりますよね。
鼻みずが出ると頻繁に鼻をかんで、皮膚が赤くなってヒリヒリ、特に女性は化粧も崩れてしまうような状況に...
症状がひどくなると、睡眠時に鼻がつまって呼吸もしづらく、十分な睡眠が取れなくなり、仕事や勉強など集中力の低下を引き起こす原因にも...
また、匂いも感じにくくなり、食事も楽しめませんよね!?
そんなつらいアレルギー性鼻炎は、今や国民病とまで言われ、年々増加傾向にあるようです。
中医学的に見た場合、例えば寒暖差などが原因で、水っぽい鼻みずが出て、くしゃみが頻繫にでる症状は【寒証(かんしょう)】のひとつと考えられています。
水っぽい鼻みず【寒証】の症状からはじまり、やがて鼻がつまり、粘り気のある黄色い鼻みず【熱証】の症状となり、慢性鼻炎や蓄膿症(副鼻腔炎)へすすむとも考えられています。
鼻水、鼻づまりの症状緩和が期待できるツボの刺激の仕方を、ひとつご紹介したいと思います。
- 【上星(じょうせい)】頭と顔の中央線上、個人差はありますが髪の生え際から親指幅の上(写真参照)
- 押しやすい指で、4~5回押して刺激する。
- 【鼻通(びつう)】小鼻の上の両脇
- 人差し指と親指で鼻をはさむように、4~5回押して刺激する。
- 【迎香(げいこう)】小鼻の両脇
- 両方の人差し指を左右のツボに斜めにあて、顔の奥の中心に向かうように、4~5回押して刺激する。
※上記1.~3.を1セットとして、3セット試してみてください。強く押さないで気持ちいいと感じる程度に押してください。痛みを感じる時はおやめください。また、爪を伸ばされてる方は肌を傷つける可能性がありますのでご注意ください。
鼻みず鼻づまりのつらい症状をその場しのぎにしていませんか!?
当院では、お一人おひとりの体質に適した施術を行い症状緩和のお手伝いをしています。
症状が強くなる前に、早め早めの予防と対策を心がけましょう。