東洋医学でみた便秘のタイプ-その2【気秘】

便秘のイメージ画像

前回に引き続き、東洋医学でみた便秘のタイプについてお話します。

今回は、【気秘(きひ)】タイプです。

東洋医学的に腸の運動は「気(エネルギー的)」がコントロールしていると考えられており、「気」の停滞、「気」の不足など、「気」の巡りが悪くなって起こる便秘を【気秘】と言います。

普段から緊張やストレスが強い方、長い時間座りっぱなしの仕事が多い方が、「気」の巡りが悪くなり、腸が動きにくくなると言われてます。

この便秘タイプの方は、ゆううつ、イライラ、ため息やゲップがでる、口が苦い、胃痛、腹痛、ガスが溜まって苦しい、などの特徴があると考えられてます。

【気秘】タイプ便秘の改善のポイントは、長時間座りっぱなしにならない、こまめに身体を動かす、ストレスを溜め込まない、などを普段から気をつける様にしましょう!
また、「気」の流れをよくすると言われてる食べ物は、蕎麦、セロリ、シソ、大根、らっきょう、春菊など香りの良い野菜がおすすめです。香りの良い柑橘類もおすすめです!

当院では、このタイプの便秘の方には「気」の流れを良くするツボを、お一人おひとりの体質に合わせ、鍼とお灸で便秘改善のサポートをしています。