東洋医学的【心】について

悩んでる女性のイメージ画像
さまざまなストレスが原因で、不安や憂鬱な思いをしている人は多いと思います。
また、人は何かしら、不安や悩みのひとつを抱えているのではないでしょうか。
完全にストレスフリーの生活が送れれば、どんなに幸せだろうと思う事がありますが、なかなか難しいですね…

東洋医学的【心】(しん)には、ストレスに関係する人の意識と精神をコントロールして、五臓六腑もコントロールする働きがあると考えられています。
まさに重要なところですね。

そこで今回は、東洋医学的【心】についてみていきましょう。

【心】には以下のような働きがあると言われてます。

1.心は血脈(けつみゃく)を主(つかさど)る
血を全身に巡らせ、身体各部を栄養する。異常を生じると、胸痛、心悸などが出現する。

2.心は神志(しんし)を主る
すべての精神活動を支配している。

3.喜(き)は心(しん)の喜(き)である
心の機能が弱まると、何をしても満足できず、孤独感や不安感が募り自己否定的になりやすい。

4.心の液(えき)は汗である
心の働きが悪くなると、出るべき時に汗が出なかったり、むやみに汗が出てしまうようになる。

5.心の状態は顔面の色艶に反映する
心気(しんき)が不足すると、顔は白っぽく艶がなくなる。

6.心は舌(ぜつ)に開竅(かいきょう)する
味覚の識別や言語の表現機能と密接に関係している。

【心】の機能向上に働きかける食材は、赤い食べ物(すいか、にんじん、トマト)、野菜では(きゅうり、なす、ピーマン、ゴーヤ)、そして番茶などと言われています。

いつもよりストレスを多く感じてるなと思ったら、まずは、規則正しい生活、十分な食事と栄養、睡眠などで免疫力を少しでもあげていきましょう。