今年の夏の暑さにバテて、体調を崩し始めている患者さんがちらほらと・・・。
東洋医学では体の「陰陽」「気血津(水)」「五臓六腑」のバランスの崩れ以外の病気の原因を「邪」と考えられてきました。
「邪」には、「風邪」「湿邪」「燥邪」「寒邪」「熱邪」「暑邪」があり、これらの「邪」が組み合わさることもあります。
夏の「暑邪」に侵されると、口の渇き、ほてり、食欲不振、胃のむかつきなどの症状がみられます。
「夏バテ」や「暑気あたり」におすすめの食材は・・・
◎ 生の瓜、緑豆、スイカ、とうがん、トマト、なす、キウイフルーツ、梅
避けてほしい食材は・・・
✕ 辛いもの、肉、海鮮、油っぽいもの、味の濃いもの
すいかは、身体にこもった熱を収め、強い利尿作用があります。
熱っぽくて、浮腫みのある方にはよいですが、腎不全や冷え性の方はあまり摂らないほうがよいでしょう。
また外気の暑さと冷房の冷えで、自律神経の働きが乱れやすくなります。
ツボを刺激して、自律神経の働きを助け、夏バテのだるさを改善しましょう!
【注夏 ちゅうか】
親指の付け根の膨らみの真ん中の場所。
自律神経を整えるには全身の鍼灸をおすすめします!